Sep 27, 2013

感悟のパタゴニア(6)「ペリトモレノ氷河」篇

こんにちは。

昨日はジョー(前回参照)に付いて、宿の近くの森に行ってきました。
前回よりももっと奥へ、茂みをかき分けて進みます。

“目的を達成する”
という意味において今の日々は不毛かもしれないけれど、
“人生を謳歌する”
という意味において今の日々は素晴らしく価値があります。

ツンドラの森のなかをただ歩く――
一歩一歩をふわふわと優しく包む植物たち
小気味良くパキパキとひびく小枝を踏む音
ブルーベリーやクランベリーのさわやかな酸味
ムースの存在をしめす大きな足跡
ビーバーがかじって倒した樹の幹
凍てつく大地、森の匂い......
自然の営みのひとつひとつが、
心の深い深いところを刺激する
――突如、こぼれそうになる涙。
僕はそれをこらえるために、笑ったのでした。

幼い頃に楽しんだ道草。
そこには、歳を重ねた今も変わらず
小さな幸せがたくさん実っています。


さて、今回は「ペリト・モレノ氷河」篇を紹介します。
プエルト・ナタレスからエル・カラファテへ向かいます。
チリ側から再びアルゼンチン側に入ります。
パタゴニアっていうスタンプ一個でいいのに。。。笑
カラファテで食べたスーペルパンチョ。安くてうまかったー
エル・カラファエは観光都市。町並みも整えられていてきれいです。
町で見かけた犬。太りすぎ。笑
ツアーに参加して、ペリトモレノ氷河のあるロス・グラシアレス国立公園へと向かいます。
バスをおりてちょっとあるくと、
ありますあります。でっかい氷河!
ペリトモレノ氷河、かなりの迫力です。
崩落の瞬間は遠目でしか見ることはできませんでしたが、
ゴゴゴゴゴ!と、まるで落雷のような音が響きます。

このツアーはここからが本番。氷河トレッキング!
氷河に船で近づいて、近くの陸に降り立ちます。

滝のそばなども通りながら、しばしの森の中をトレッキングです。

ガイドが使うピッケル。山の道具は絵になりますね。
アイゼンをつけてもらったらいよいよです。

足にしっかり力をこめて、アイゼンを凍りにひっかけて歩きます。
なんですかねこの色。笑
これまでの人生で見てきたどの青色よりも、アオイロでした。
数時間のトレッキングを終えたら、氷河の氷?(たぶん違いますが)を落としたウイスキーで乾杯!
ペリトモレノ氷河を肌で感じられたこのトレッキング。結構楽しかったです。
途中雨に降られてかなり寒かったですが。笑

町に戻って数日休憩。
「小さな王子さま」を大胆にあしらった商店。笑
寿司も食べちゃいましたよ!


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