Oct 30, 2013

百聞は一見に如かず!ペルー(3)「マチュピチュ」篇

こんばんわ。

帰国してから、早くも二週間が経ってしまいました。
髪を切ったり、役所に海外転出の取り消しにいったり、家族とご飯を食べたり、
日本の友達にあったり、旅で出会った友達と飲んだりして。
懐かしく、そして、新鮮な感覚です。
何より日本は、安全でキレイで、飯がうまい!やっぱりいい国ですね。笑


さて、ブログの私はというと、いまだペルーにいます。
旅の終わりまで少しずつ更新していきますので、もうしばらくお付き合いを。笑

今回は、「マチュピチュ」を紹介します。
アクセス方法はいろいろありますが、
僕は、クスコから車でとある町までいき、そこから約10kmをトレッキングして
マチュピチュ村に向かうとうルートを選びました。

フロンドガラスにヒビが入ったワゴンでトレッキングの入口の町へ。笑
ここから歩きます。
うっそうとした森の中を走る線路沿いを歩いて。
しばらくすると橋。
リアル「スタンド・バイ・ミー」ができます。でも結構な高さ。
一緒にいったハムちゃんは高所恐怖症なので、ひーひーいってました。笑
電車が通るので、歩いちゃダメらしいんですけど。笑
 マチュピチュ村に到着
一泊して、次の日の朝にマチュピチュへ。
朝一は、観光客も少なくてオススメ。ということですが、
僕たちは寝坊して普通の時間に。。。しかも霧がかかって見えない。。。笑
それでも粘り強く待っていると、この通り!
テレビや本で何度も見たことのある景観ですが、
いざ自分がその場にいってみると想像以上にすばらしい。
マチュピチュ内に突入です。
右側は、位の高い人が過ごす場所の外壁。
すばらしく精巧な石垣。それこそカミソリの歯すら入らないでしょう。
風化はいなめません、、、
巨大な石は、日時計なんだとか。
トレッキングのチケットが取れなかったワイナピチュ。とその入口。
天体観測の部屋。
 ここに星空を映して観察したんだとか。
コンドルの神殿
王様のトイレ
用水路のつくりがすばらしい。
マチュピチュ村は、日本のどこかの温泉街みたいです。
クスコへの帰りは、ペルー鉄道で。
山岳の中を通るので、美しい景観が楽しめるのですが、僕がのったら雨でした。笑
中はかなりキレイ!

ハイラム・ビンガムが発見してから約100年。
マチュピチュは、世界でもっとも有名な世界遺産のひとつだと思います。
それゆえに、様々な意見があります。
僕も実際に、旅人から賛否両論いろいろな感想を聞いていました。

でもマチュピチュは、そんな意見などどうでもいいと思えるくらいよい場所でした。
どれほど調べたところで、どれほど人の意見を聞いたところで、
実際にいって、見て、聞いて、嗅いで、触れて、感じた印象には遠く及びません。

世界一周にでて思うことは、「行動してよかった」ということ。
良い意味でも悪い意味でも、行動に対する対価があるからです。

うちの母親は口癖のように繰り返しています。
“経験に勝るものはない”と。


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Oct 16, 2013

百聞は一見に如かず!ペルー(2)「巡礼祭」篇

こんばんわ。

さきほど、大切な旅仲間に見送られてフェアバンクス空港へとやってきました。
次の目的地は「NRT」。
つまり、成田空港です。

不思議と気持ちは穏やかなのですが、
まだ日本に帰るという実感がわいていません。
この1年3ヶ月のように、“日本という国”に旅しにいくような感覚です。

でも、ある程度の心の整理はつけたつもりです。
(Facebookに同じ投稿をしています。重複して読んでくださった方、すみません)
僕が旅で思い、感じ、考えたことです。
*******************
今日フェアバンクスにて世界一周の旅を結び、
10月17日に日本へ帰ります。

37カ国・466日間。
世界を知るには、あまりにも短い期間でした。
けれども世界を知らずに過ごすのは、
あまりにももったいないと思える時間でした。

たくさんの人と出会い、
さまざまな文化に触れ、
かずかずの自然を感じ、
いろいろな事を考えました。

でも結局わかったことは、
当たり前すぎてわからなかった
“当たり前のこと”でした。

世界は想像以上に広いということ。
日本は美しい国だということ。
家族や友人、恋人を大切に想うこと。
自分を大事にすること。
自然を敬愛すること。
モノを丁寧に扱うこと。
挨拶をすること、礼をいうこと。
感謝をすること、親切にすること。
学ぶこと、感じること、考えること。
決断すること、責任を取ること。
行動すること、継続すること。
諦めないこと、柔軟であること。
意志を持つこと。
強くあること、優しくあること。
笑うこと、泣くこと。
命は尊いということ。
幸せはすぐ側にあるということ。
そして、
人生は素晴らしいということ。

旅への名残惜しさはありますが、
心はとても穏やかです。
いまはただ、
みなさんに会える歓びを胸に。
*******************
いよいよ、この旅最後のフライトに搭乗します。


さて、感傷にひたりながらもブログの更新を。笑
クスコに来たもうひとつの目的は、
ペルーの山奥でひっそりと行われている巡礼祭に参加するため。
タクジの兄貴が見つけ、プレゼンし、僕らを再び集合させました。笑
標高4000mから、食料やテントを背負ってトレッキング。
すんごい数のテントが張られています。
近隣諸国からこの日のために集まってくるのだとか。
祭りを仕切る精霊・ウクク。
期間中は、一日中音楽が鳴り響き、どこかの民族が夜を徹して踊り続けます。
そしてクライマックスには、あの向こうの氷河の上に十字架を突き刺し、
氷河を持ち帰って豊作を願うのだとか。
でも実は、この祭りに向かうトレッキング中の僕の足取りはとっても重かったのです。
高地なので息が切れて当然なのですが、なぜかいつものように足が一歩前にでない。
その場で呼吸をすることがいっぱいいっぱいで、本当に帰ろうかと思うくらいの辛い状況。
タクジの兄貴に励ましてもらいながら何とかテントサイトに到着すると。。。

突然の倦怠感。
テントや食事の用意を任せて少し眠りつくと。がっつり熱が。。。
高山病から、おそらく風邪が併発!
そして、昼夜の寒暖さの激しい気候と、隣で炊き出しをする現地人の煙との闘い。
ほとんど動くことができない体調と、3泊4日クスコに戻れない絶望感。
熱が下がったときを見計らって少し散策はしたけれど、ただ耐えるしかなかった。
こんなすぐそばで、こんな素晴らしいお祭りが行われているというのに。。。涙

失意のまま時は過ぎ、やっとクスコに戻れることに。。。
それでも体調はすぐに回復せず、しばらく寝込んでいると。

「温泉にいこう!」
すごーく明るい声で、再びタクジさん。
どんだけ元気なんですか!笑

治りかけのナイーブな体を引きずって、クスコから3、4時間ほどのアグアス・カリエンテへ。


そばには、ペルー鉄道が走ってました。
いわゆる露天風呂。屋外健康ランド的な?笑
世界一小さいんじゃないかと思うぐらい小さい火山。
ちゃんとお湯もわいてました。笑
結局ここに2泊。一日に8時間以上温泉につかるという快挙と、
夜な夜な温泉につかりながら『ルパン三世』の映画を観るという暴挙を成し遂げ、
皮膚がふやふやになったのでした。笑

※ここも4000m弱あります。
 温泉、アルコール、喫煙、激しい運動などは、高山病を悪化させます。ご注意ください。

そうなんです。お察しの通りなんです。
ついこの間まで高山病で倒れていたんです。

僕は学ばない男......つまりバカなんです。笑

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