Sep 20, 2013

でっかいアルゼンチン(2)「カファジャテ渓谷」篇

こんにちは。

昨夜、映画『劒岳 点の記』のあるセリフを聞いて思いました。
――自然の美しさは、厳しさのなかにしかない。(略)......自然に生かされてることを実感する――
※正確な抜粋ではありません。大意ですのであしからず。

僕はこれまで、
自然の恵みで人間は生かされている。と思っていました。
でも違うんですねきっと。
自然のなかでは、人間は簡単に死ぬことができる。
ということだと思うんです。

自然に対して人は無力です。
いかに科学が進歩しようと、それは太古から変わっていません。

「自然への畏怖」
これが、宗教のはじまりだと僕は考えています。
そして、これを完全に忘却したとき人は滅びると思っています。
自然の中で多くの時間をすごしたこの旅の経験が、
よりリアルに“死ねる自然”の姿を感じさせたことは確かですが。。。


さて、今回もでっかいアルゼンチンの自然を紹介します。

イグアスの滝をあとにボリビア(前章参照)に行き、再びアルゼンチンに入国。
サルタという町には、特筆する見所はないですが、
気候も温暖で、とってものんびりとしています。
雰囲気もよくて、好きな町ランキングの上位に入ります。
ミラネッサ。
肉を薄く伸ばして揚げた、とってもポピュラーな食べ物。
そして、サルタから日帰りツアーで「カファジャテ渓谷」へ。
見渡す限り、広大な荒野が広がります。
野生のアロエ?
植物も、生きるための工夫をしてます。非常にとがってます!
見習わなければ。笑
写真中央右、斜めになった奇岩。ガイドさんいわく、タイタニック号なんだとか、笑
カファジャテ渓谷は自然だけでなく、ワインの産地としても有名です。
途中、ワイナリーにもよりました。
僕は赤ワインが好きで、白はほとんど飲まないのですが、
ここの白ワインは衝撃的においしかったです!
後々たくさん登場することになるであろう、たくじの兄貴。
にーさんはそんなに飲みませんが、2人して目を見開いたものです。
 とっても神秘的な光りの差し込み方でした。
そしてツアーはついに、クライマックス「悪魔の喉笛」に!
どこかで聞いたことがありますが・・・?
どうやらアルゼンチンは悪魔シリーズがお好きなようです。笑

ごめんなさい。規格がでかすぎて、僕のカメラの画角ではとらえきれません。。。

これでツアーは終了なのですが、
ガイドさんはここからがメインといわんばかりに車内で次々とワインを開け、
ツアー客に回し飲みをさせます!笑
とってもファンキーでラブリーだった彼女。

思えばこの日の朝、バスでの自己紹介の際。
“ハスキーな声の持ち主だな~”って思った記憶があります。

ぜったい、酒焼けじゃん!!!笑

彼女がイキイキとワインをあけ、喉を鳴らしていく。。。
それこそまさに“悪魔の喉笛”なのでした。笑


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