Jun 21, 2014

アラスカの本屋さん

こんばんわ。

今日はまたひとつ気づかされた日でした。
仲の良い旅の友達が、次のステップへ移るようでした。

攻めは最大の防御なり。といいます。
最近の僕は、未来への安心をつくるために、
どうやら“今”をないがしろにしていたようです。

守るものがあるからこそ、攻めるのですね。

  ヒマラヤほどの消しゴムひとつ 楽しい事をたくさんしたい
  ミサイルほどのペンを片手に おもしろい事をたくさんしたい

                         THE BLUE HEARTS    
  

さて、今回で最後を向かえる本屋さんシリーズ。
よくぞここまでやりきったと思います。
我ながら褒めてあげたいところです。笑

それでは、アラスカの本屋さんをご紹介します!

【BARNES&NOBLE BOOKSELLERS】
@アラスカ、アンカレッジにある本屋さん
◇モールのような大型店舗。寒冷地方にふさわしい暖炉の演出がよい。
 本棚の上には様々な作家の似顔絵が飾られていて、
 アラスカコーナーの上には「野生の遠吠え」を著したジャック・ロンドンが飾られていた。
 僻地アラスカにおいても、バーンズ&ノーブルはバーンズ&ノーブルの店作り。

【おまけ1】
@デナリ国立公園内の本屋さん(営業時間外)

【TITLE BOOKS WAVE】
@アラスカ、アンカレッジにある古本屋さん
◇「1A」のPOETRYからはじまり「63」のMANGAまで。CDなども含め幅広いジャンルを扱う売り場面積の広い中古書店。
 42,44,46はアラスカについて。イスなどもしっかり用意されていてゆっくりと本を選べる。談笑スペースもあり。

【おまけ2、アラスカ大学の本屋さん】

【Gulliver's Books】
@アラスカ・フェアバンクスにある本屋さん
◇アラスカの自然をはじめ、ノンフィクション、詩集、歴史、航空学、エスキモー、トラベルガイド、フィシング、
 ハンティングなどを中心に扱い、ポストカードやグッズも。
 奥は中古書籍で、料理や健康、児童書(アラスカンチルドレンというコーナーも)が多い。二階は中古&カフェ。

【Forget Me Not Books】
@アラスカ・フェアバンクスにある本屋さん
◇右側にロマンス、ファンタジー、ミステリー小説などの中古、向かいは児童書、クッキング、ヘルスなど。
 左に伝記、歴史、アラスカン、詩集、古い小説、ビンテージなどを扱う。
 店員さんが快活で気持ちよく、本棚のラインもきちんと整えられていた。
 懐かしいVHS、カセットテープ、レコードの販売も。奥にはLiteracy council of Alaskaがある。

【BARNES&NOBLE BOOKSELLERS】
@アラスカ、フェアバンクスにある本屋さん
◇フェアバンクスにおいても、バーンズ&ノーブルは変わらない。

【おまけ2】
@フェアバンクス、ビジターセンター内のお土産ショップ

一年三ヶ月の間に、延べ何件の本屋さんに出会えたことでしょう。

思い返せば最初の国・タイでは隠し撮りをしていましたが、
あるときにそれではいけないと思い立って、
毎回、お店の人に「写真をとっていい?」と聞くようになりました。
ときには断られたりもあったけれど、みんな快く写真を撮らせてくれました。

今でも、写真を見るたびに一店一店思い出すことができます。
なので、この場であえて順番をつけることはしません。
たくさんの思い出がつまった、僕にとってとてもいい企画になりました。
これをやっただけでも世界一周をした甲斐があったと思えるほどです。

世界のすてきな本屋さん

ありがとう


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Jun 19, 2014

ラストフロンティア、アラスカ(11)「有終の美・ノーザンライツ」

こんばんわ。

ついにこのブログも終局を迎えつつあります。
今回は、かねてから憧れていた「ノーザンライツ」篇です。


旅に出る前に決めていたことがありました。
それは、旅の最後を自然に決めてもらおうということでした。
つまり自分の意志ではなく、ノーザンライツが見えたら帰国しようと……

アラスカでは、白夜が終わる8月下旬頃からノーザンライツが見え始めます。
僕がアラスカに入ったのは9月2日。時期的にはシーズンです。
でも、最高の状態で最高のノーザンライツを見たい!
という思いが強かったので、ひとまずは夜空を見上げないことにしていました。

ただ、一ヶ月くらいが過ぎたある日、
最高のノーザンライツがみたい!という心のざわつきがなくなり、
「もう見ても大丈夫だ」という穏やかな心境になったのです。

それは、アラスカという自然の深遠さを知ったからかもしれません。




もう多くは語りません。
奇跡の輝き、ノーザンライツです!!!!!

実は、ダルトンハイウェイでちょっとだけ見えてました。笑


そして、フェアバンクスから一時間ほど離れたロッジへ。
ここには、ノーザンライツを見るためだけに泊まりにいきました。

旅のイベントとしては、本当に最後のプログラムでした。

白い雲のようなモヤがかかり始めると、、、
 空が踊り始めました。

空一杯にノーザンライツが踊りだしたとき、
もはや僕は、この美しさを表現する言葉がありませんでした。

ただ、ただ、
「すげー」
「すげー」
と、繰り返すことしかできなかったのでした。

1年と3ヶ月。

これまでの旅路を想いながら、
東の空が明るくなるまで、
ノーザンライツを見つめていたのでした。


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