Jul 24, 2013

フランスの本屋さん(2)

こんばんわ。

今日、ニューヨークのとある本屋さんで、イラク戦争?を中心とした写真集をながめていました。
戦争の悲惨さ、悲痛さを伝えるに十分な、威力のある写真ばかりでした。

日本の政治家は今、選挙を終えて憲法改正に前のめりです。
僕は一時期、法律の勉強をしていたことがありますが、
憲法9条とは、なんと素晴らしいものか。と思ったことを覚えています。

「ただの理想だ」と揶揄する人もいるでしょう。
「戦争が起きれば、景気回復にもつながる」と考える人もいるでしょう。

でも、そんなのいけません。

ネイティブ・アメリカンのナバホ族の思想には、
『一本の木を切るのにも、七代先の子孫のことを考える』というものがあります。
いま戦争を再び認めて、七代先の子孫が喜ぶでしょうか?
自分が戦争にいけますか?
子どもを行かせられますか?
孫はどうですか?

高く、届かぬところにある。だからこそ理想なのです。
四苦八苦しながら、ずっと追い求めてゆく“姿勢”にこそ、意味があると思います。

旅人の友だちが、こんなサイトをシェアしていました。ぜひ一読を。
<スタジオ・ジブリ発行小冊子『熱風』。7月号の特集「憲法改正」>
http://www.ghibli.jp/shuppan/np/009355/

本物の戦争を知る人が少なくなった今こそ、僕たちが考えるべき時代なのです。


さて、フランスの本屋さん(2)です!

【LIBRAIRIE JOUSSEAUME】
@フランス・パリ、2区GALERIE VIVIENNEにある本屋さん
◇年代を重ねた古書の香りと古時計が時を刻む音……店内に入るとタイムスリップしたような感覚に。
 貴重な古書から新書まで取り扱う。何よりも店主のフランソワさんの人柄がすばらしいく、
 閉店直前に駆け込んだにもかかわらず、快く店内の電気をつけてくれて写真もとらせてくれた。
 二度目の訪問時には、ブックカバーのプレゼント。フランス文学を長く見守ってきた老舗。



プレゼントしてくれた、年代物のブックカバー

【la hune】
@フランス・パリ、6区サンジェルマンデプレ付近の本屋さん
◇正面のショーウインドにはEILEEN GRAYのポスターや関係書籍。ほかのウインドにも作家のディスプレイがあった。
 一階は文学、社会学、歴史など。二階はアート、写真、シネマなど。年配の人がアート本を手に取る姿が多かった。

【LIBRAIRIE L'ECUME DES PAGES】
@フランス・パリ、BD ST GERMAINにある本屋さん
◇有名なカフェ・ド・フロール、カフェ・ドゥマゴのそばに店を構える。
 シックな赤い本棚が洒落ていて、文芸作品を中心に厳選された書籍が並ぶ。
 パリの読書人からの支持も篤い名店。文具も少々取り扱う。

【didierlecointredominiquedrouet】
@フランス・パリ、6区RUE DE TOURNONにある本屋さん
◇希少価値の高い厳選された書籍が並ぶ本棚の緊張感がすごかった。
 日本の建築の書籍や、横尾忠則さんらの本も何冊か扱っていた。勉強していつかまた来たい。 

【SHAKESPEARE AND COMPANY】
@フランス・パリ、6区RUE DE LA BUCHERIEにある本屋さん
◇アンドレ・ジッドやヘミングウェイが出入りし、映画「ビフォアサンセット」などの舞台にもなった名門書店。
 どうしても見てみたかったが、あいにくの休み。もう一度パリにくる理由ができた。


【おまけ】 
【おまけ】 
【おまけ】

【パリの本屋さん、まとめ】
どの本屋さんもアートのコーナーが充実。老若男女を問わずアートのコーナーを除いていた。さすがは“芸術の都パリ”。また、フランスの書店は音楽をかけないところが多く、集中して本を選ぶことができる。一方で、ofrのように自由な雰囲気をもった個性的な本屋もあった。伝統と革新が共存している。


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追記:バナーをクリックしてもらえると、ランキングが上がるらしいです(笑)

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