Mar 17, 2014

アメリカという国(8)「グランドサークル、ザ・ウェーブ」篇

こんにちわ。

先日、旧知の友人たちと1泊2日で箱根へいってきました。
一言でいえば、大人の遠足。
枕投げこそしませんでしたが、とっても贅沢な時間でした。笑

気が置けない友人たちと過ごす時間や交わす話題はいつも示唆に富んでいます。
年度は違えど、同じ学び舎の仲間。
卒業後それぞれの道を進み、とまどい、闘い……そして、いよいよ次のステップへ。
人生、まだまだこれから。
楽しくなってきました!


さて、今回はグランドサークルの中で、いや世界の中でも秘境中の秘境と言っても過言ではない
「ザ・ウェーブ」をご紹介します。

ではなぜ秘境と呼ばれるのか?
それは、一日20人しか入場を許可されないからです。(遺跡の保存のため)
しかも、そのうち10人はインターネットの抽選できまります。
つまりは、残りの10名に選ばれるしかないのです。。。
方法は至極簡単、「ザ・ウェーブ」を管理している事務所で抽選くじをひくだけです!

僕らがベガスから最初に向かった町・カナブ。
その理由は、「ザ・ウェーブ」の事務所があるからなのでした。(季節によってかわるらしですが)
抽選会場。1日平均60~70人。(何組かはわかりません)
シーズンには100人規模になるのだとか。。。
事務所から歩いていけるキャンプサイトに陣をはり、数日間通いました。

1日目、2日目、3日目。。。
そんな簡単には当たらないか。。。とわかってはいるものの、
期間に限りがある僕たちも日に日に焦ります。
Walmart。
アメリカのスーパーはほんとに大きいです。
日本のショッピングモール級!笑
当選しないもどかしさ(あてつけですが。笑)を解消するために、
よく食べよく飲んだ僕たちは、アメリカ人にも負けないくらい食材をかっていました。笑
最初にカナブに到着し、3日目の抽選にもはずれた僕たち。
このまま待ち続けるのか?
いったんこの場所を離れて、違う場所も見るのか?
相談した結果、先にグランドキャニオンやモニュメントバレーを回ることに決めました。

ザ・ウェーブの当選人数は10名ですが、実際は「○人1組」という形で抽選に参加します。
なので、もしも残り3名で当選した場合、、、
5人の僕たちは、放棄するか、3名を選ぶかしかありません。
それで揉めることもあるのだとか。。。
僕たちは規定を設けました。

「全員でいけるか、いけないか」
グランドキャニオンなどから再びカナブに戻り、2日目の抽選。
僕らにあてがわれた番号は21番でした。

そう!5回目のチャレンジにして当たったんです!
係りの人が『トゥエンティー・ワン』と呼んだその瞬間、
(僕の記憶にはないのですが、、、)
「Wow !!!」といったそうです。笑
欧米か!と、ツッコミをいれられそうですが、嬉しかったですね。

抽選の後、書類を書いてサインをしたり、注意事項を聞いたりします。
そしてその後に、
ザ・ウェーブまでの秘密の地図がもらえるんです!!!
これにはテンションがあがりました!
(でもここではアップできませんが、、、あしからず。。。)
ザ・ウェーブまでは地図をみながら約3時間くらいのトレッキングをします。
『1人1ガロン(約4L)の水が必須よ』と厳しくいわれました。
迷ってたどり着けない方もいるそうです。。。
ふんころがし
荒涼とした大地をひた歩き、地図を確認すると、いよいよそれらしい場所にたどり着きました。
すでに入口あたりから、すばらしい造形美が。。。
みなが「ここだ」と確信しはじめ、、、
そして、



これが、



ザ・ウェーブ!!!
俯瞰してみるとこんな感じでした。

ザ・ウェーブも、鉄砲水が長年かけて作り出した自然の彫刻です。
荒野の中にあり、まるで誰かに見つけられるのを待っているかのように存在します。

初めてここを見つけた人は、
どれほどこの場所に留まり、思いを馳せたことでしょう。

ザ・ウェーブは、その希少価値とあいまって、すばらしいロマンを感じさせてくれます。


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