Mar 12, 2014

アメリカという国(7)「グランドサークル、モニュメントバレー・アンテロープキャニオン」篇

こんばんわ。

親父が毎晩飲んでいたのを横目に見ていたのに、
今は僕が晩酌なんぞをしています。笑
懐かしい懐かしい、きんかんを肴に。

実家の庭にはきんかんの木があります。
詳しい理由は覚えていませんが、幼いころに祖母が買ってくれました。
学校帰りにひとつまみ。
柑橘特有のさわやかな風味が広がり、またひとつまみ。
僕を楽しませてくれたのでした。

ほんの小さな苗木だったのに、歳を重ねるごとに多くの実をつけるようになりました。
背丈もいつの間にか僕よりも高くなり、立派な樹木へと成長しています。
僕の実りはいかがなものか?
きんかんの木に尋ねてみたいのもです。


さて、今回はモニュメントバレーとアンテロープキャニオン篇です!
今度も自然の造形美が楽しませてくれます。

夕暮れごろにモニュメントバレーに到着した僕たち。
朝日を待って動くことに。
モニュメントバレーも、ネイティブアメリカンにとってとても神聖な場所です。
朝日に照らし出されるその壮麗さは神々しさをまとって一段と輝き、
“神聖”という言葉の意味を教えてくれます。
『フォレストガンプ 一期一会』はじめ、様々な映画で使用される有名なロケ地。
確かに圧巻の光景です。
遠くに見えるのがモニュメントバレーです。
でもその昔、モニュメントバレーはグランドキャニオンのような渓谷だったそう。
それが長い長い月日を経て削り取られ、今のような形になったようです。
やがてグランドキャニオンもモニュメントバレーにのようになるのだと思うと、
無常と感慨を感じずにはいられません。

一方、こちらも聖地のひとつ「アンテロープキャニオン」へ
アンテロープキャニオンはローワーとアッパーがありますが、
僕たちが訪れたのはローワーです。
大地にできている細い割れ目を進んでいきます。
そこはもはや異世界です。
ここは、鉄砲水がつくりだした空間です。

素材は大地、道具は水。
ただただ、美しいという言葉しか思いつかないのでした。


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