こんばんわ。
非常に頑張ってブログを更新しています。笑
今回は、東チベットのメイン!!!ラルンガルゴンパの紹介です。
気合入れて書いてます。それほど、魅力的な場所です。
ラルンガルゴンパは、ある高名な僧侶が拓いた修行の地。
やがて、その高僧を慕って多くの僧侶が集まり、集落を形成しました。
全盛期には約8000人が暮らしていたといわれています。
しかし、あまりに大きくなりすぎたせいで当局ににらまれ、縮小を余儀なくされることに。。。
近年まで外国人が立ち入ることができなかった聖地のひとつでした。
(現在では、約4000人が修行をしているそうです)
ガンゼからラルンガルゴンパまでは、セルタ行きの乗り合いタクシーで約7時間。
(相場は一人55元!ただ、僕らは85元払っちゃいました)
朝7時出発で、「ラルンにいきたい」というとそのまま連れて行ってくれます。
ちなみに、道は最低。車の中で飛び跳ねる飛び跳ねる!
さらに途中、ぬかるんだ道にタイヤをとられて車を押すことに。
慣れない高地でこっちは息がハーハーです。。。笑
でも、空がうそみたいに青い峠を越えてゆきます。
やがて、ラルンガルゴンパと書かれた門をくぐり、最後の坂道を登ると。。。
壮大な町並みが広がります。
メインロードの左右が丘になっていて、見上げると、、、
丘に登って見下ろせば、、、
山頂のゴンパ
町の中心部にある、学校(おそらく)
ちびっ子僧侶たち
日常のヒトコマ
= = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = =
さて、ラルンガルゴンパでは現地で「天葬」とよばれる「鳥葬」を見にいきました。
鳥葬とは、端的に言えばご遺体を鳥に食べさせる葬儀方法のことです。
町から車で20分ほどの丘にその場所はあります。
僕を乗せたタクシードライバー(チベタン)が顔をしかめるくらい異様な臭いがあたりを支配し、
数え切れないほどの鳥(おそらく、ハゲワシ)が丘を埋め尽くします。
僧侶がご遺体に切れ目をいれると、鳥たちがガー!ガー!と声を上げて我先にと群がります。。。
これ以上の詳細な描写はさけますが、一言で言えば目を背けたくなるおぞましい光景です。
チベットでは魂が重視され、死んでしまうと肉体はただの入物という考え方をします。
信仰の違い、文化の違い、カルチャーショックとはこのことでしょう。
今でもその光景は、鮮明に思い出すことができます。
死生観。
日本ではあまり考えることのない価値観であり、多くの場合タブー視されます。
けれども、死はいつも身近にあります。
僕たち人間は日々、死に向かって生きています。
「死」を見つめることは、「生」を見つめることに他なりません。
どう生きていくのか?
常に僕たちは考える必要があるのだと思います。
= = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = =
多くの祈りをこめて、タルチョ(祈祷旗)の写真でラルンの話題に戻ります。
山頂のタルチョゾーン
最終日に仲良くなったチベタンの僧侶と一枚。
左:ターシ 中:トーチ 右:いちお僕。笑
彼らはラサからの修行僧。12年ここで修行するらしく、まだ4年目とのこと。故郷が恋しいそうです。
ラルンガルゴンパの夜景
2泊3日でラルンガルゴンパを後にして、乗り合いタクシー(一人6元)でセルタに戻って一泊。
バスで成都まで帰ろうとバスステーションにいっておばちゃんに声をかけます。
「明天、我想去成都!(明日、成都にいきたい)」
「没有(ない!)」
0.2秒のメイヨー!!!
ここまで順調に来ていたのに、絶対に戻らねばいけないタイミングでまさかの「メイヨー」
がっくり。。。というか、思わず笑っちゃいました。
あきらめて乗り合いタクシーに交渉。一人300元で話をつけ、翌朝出発です。
帰りの道は地獄でした。
最悪の道を、最悪のスピードで飛ばしていきます。
飛んで、跳ねて、頭をぶつけて。。。
途中、昼ごはんをはさみましたが、胃が上にあがっている感じがして食べられず。。。
でも、ドライバーを含め一緒に乗り合わせたチベタンの若者はすごくいいやつたちでした。
お昼ごはんはおごってくれるし、お菓子にジュース、タバコも何本もらったことか。笑
ぶっとばしつづけて13時間。
無事に成都につきました。
みなさん、東チベットに行かれる際は、移動の辛さを覚悟しておいてください。笑
そしてそれ以上に、チベット仏教徒の敬虔さ、チベタンの人柄の良さ、美しい大自然を感じてください。
p.s.学さん
あのタイミングで写真をみせていただいてありがとうございます。
おかげで、すばらしい体験をすることができました。
ラルンガルゴンパの光景は、この旅の後の後まで残ることになると思います。
にほんブログ村 と にほんブログ村 に参加しています。
非常に頑張ってブログを更新しています。笑
今回は、東チベットのメイン!!!ラルンガルゴンパの紹介です。
気合入れて書いてます。それほど、魅力的な場所です。
ラルンガルゴンパは、ある高名な僧侶が拓いた修行の地。
やがて、その高僧を慕って多くの僧侶が集まり、集落を形成しました。
全盛期には約8000人が暮らしていたといわれています。
しかし、あまりに大きくなりすぎたせいで当局ににらまれ、縮小を余儀なくされることに。。。
近年まで外国人が立ち入ることができなかった聖地のひとつでした。
(現在では、約4000人が修行をしているそうです)
ガンゼからラルンガルゴンパまでは、セルタ行きの乗り合いタクシーで約7時間。
(相場は一人55元!ただ、僕らは85元払っちゃいました)
朝7時出発で、「ラルンにいきたい」というとそのまま連れて行ってくれます。
ちなみに、道は最低。車の中で飛び跳ねる飛び跳ねる!
さらに途中、ぬかるんだ道にタイヤをとられて車を押すことに。
慣れない高地でこっちは息がハーハーです。。。笑
でも、空がうそみたいに青い峠を越えてゆきます。
やがて、ラルンガルゴンパと書かれた門をくぐり、最後の坂道を登ると。。。
壮大な町並みが広がります。
メインロードの左右が丘になっていて、見上げると、、、
丘に登って見下ろせば、、、
山頂のゴンパ
町の中心部にある、学校(おそらく)
ちびっ子僧侶たち
日常のヒトコマ
= = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = =
さて、ラルンガルゴンパでは現地で「天葬」とよばれる「鳥葬」を見にいきました。
鳥葬とは、端的に言えばご遺体を鳥に食べさせる葬儀方法のことです。
町から車で20分ほどの丘にその場所はあります。
僕を乗せたタクシードライバー(チベタン)が顔をしかめるくらい異様な臭いがあたりを支配し、
数え切れないほどの鳥(おそらく、ハゲワシ)が丘を埋め尽くします。
僧侶がご遺体に切れ目をいれると、鳥たちがガー!ガー!と声を上げて我先にと群がります。。。
これ以上の詳細な描写はさけますが、一言で言えば目を背けたくなるおぞましい光景です。
チベットでは魂が重視され、死んでしまうと肉体はただの入物という考え方をします。
信仰の違い、文化の違い、カルチャーショックとはこのことでしょう。
今でもその光景は、鮮明に思い出すことができます。
死生観。
日本ではあまり考えることのない価値観であり、多くの場合タブー視されます。
けれども、死はいつも身近にあります。
僕たち人間は日々、死に向かって生きています。
「死」を見つめることは、「生」を見つめることに他なりません。
どう生きていくのか?
常に僕たちは考える必要があるのだと思います。
= = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = =
多くの祈りをこめて、タルチョ(祈祷旗)の写真でラルンの話題に戻ります。
山頂のタルチョゾーン
最終日に仲良くなったチベタンの僧侶と一枚。
左:ターシ 中:トーチ 右:いちお僕。笑
彼らはラサからの修行僧。12年ここで修行するらしく、まだ4年目とのこと。故郷が恋しいそうです。
ラルンガルゴンパの夜景
2泊3日でラルンガルゴンパを後にして、乗り合いタクシー(一人6元)でセルタに戻って一泊。
バスで成都まで帰ろうとバスステーションにいっておばちゃんに声をかけます。
「明天、我想去成都!(明日、成都にいきたい)」
「没有(ない!)」
0.2秒のメイヨー!!!
ここまで順調に来ていたのに、絶対に戻らねばいけないタイミングでまさかの「メイヨー」
がっくり。。。というか、思わず笑っちゃいました。
あきらめて乗り合いタクシーに交渉。一人300元で話をつけ、翌朝出発です。
帰りの道は地獄でした。
最悪の道を、最悪のスピードで飛ばしていきます。
飛んで、跳ねて、頭をぶつけて。。。
途中、昼ごはんをはさみましたが、胃が上にあがっている感じがして食べられず。。。
でも、ドライバーを含め一緒に乗り合わせたチベタンの若者はすごくいいやつたちでした。
お昼ごはんはおごってくれるし、お菓子にジュース、タバコも何本もらったことか。笑
ぶっとばしつづけて13時間。
無事に成都につきました。
みなさん、東チベットに行かれる際は、移動の辛さを覚悟しておいてください。笑
そしてそれ以上に、チベット仏教徒の敬虔さ、チベタンの人柄の良さ、美しい大自然を感じてください。
p.s.学さん
あのタイミングで写真をみせていただいてありがとうございます。
おかげで、すばらしい体験をすることができました。
ラルンガルゴンパの光景は、この旅の後の後まで残ることになると思います。
にほんブログ村 と にほんブログ村 に参加しています。
素敵な写真だ~~!旅の無事を祈ってますよ~!
ReplyDeletePS 文章上手!
ありがとうございまーす!
ReplyDelete写真も文章もレベルあがるようにがんばります!