Sep 20, 2012

ラオスinは不運つづき。


思えば珍道中だったシェムリアップ(カンボジア)-ビエンチャン(ラオス)間の移動。

カンボジアの朝日に別れをつげ、シェムリアップを出発したのは確か朝6時。
乗り込んだバスはゲストハウスを回って人を集め、

バスターミナルでミニバンに乗り換えていざ出発。
メンバーは中国人3人、西洋人3人、ラオス人2人、そして日本人の僕。

途中、どっかの村にたちよって荷物(なぜか家具)を配達。
写真はその村の子どもと、おばあちゃん?(おじいちゃん)笑 頭にのっかってる果物がキュート。


「今日、ラオスに入るんだろうな」
なんて考えながらうとうとして目が覚めると、
日はすっかり暮れて、どこかわかならいゲストハウスの前!

「なにごと?」って旅行会社みたいなやつに聞くと
『今日はここに泊まってくれ』
「は?」
しかも
『部屋がないから、中国人2人(若者とおっさん)と、ツインの部屋をシェアしてくれ』
「はい?」

君たちの都合で国境越えさえできず、しかも連れてきたホテルの部屋がないって。。。
どういう下準備したらそうなるんでしょうか???という理解不能な疑問符を抱えつつ、
中国人2人とツインのベッドをくっつけて、3人で川の字で寝る事に。

でもその夜、中国人の若者はご飯をご馳走してくれました。
(次の日にお返ししようとすると、受け取ってくれません。
 中国人はいいやつが多いと、噂にはきいていたけれど。確かにいいやつでした)


翌日、ラオスボーダーへ。
そこで、ここまで旅をともにしてきた一人のマダム(おそらくフランス出身)が
ビザをもっていなくて、旅行会社のやつと何やらともめごと。
ボーダーの職員とももめたのか、彼女は僕らと一緒のバスに乗ることができず、
結局そこに置き去りにされてしまいました。。。
日本人はビザなしでもラオスに入れます!日本パスポート最強!(4ドルのスタンプ代はあったけど)


さて、無事ラオスinを果たしてしばらくすると

「バン!!!」と大きな音。
タイヤが見事にバーストしたんです!自分の運のなさに、もう笑っちゃいました。

ドライバーは汗だくになりながらスペアタイヤに交換。
1~2時間くらいの足止めをくらって再出発すると、お金と手紙がはいった袋が回ってきました。
「ドライバーの働きにチップを」と。欧米人の粋な計らいを知りました。


夕方、何とかパクセーのバスターミナルにつき、
ビエンチャン行きのスリーピングバス(20:00発)に乗り換えます。
そこで、後にラオスを一緒に回ることになる学さんと出会うことに!久々の日本人に一安心。
バスターミナル付近の川



よし、昨日までの不運は忘れよう!
スリーピングバスに乗り込んで、後は目覚めればビエンチャンです!
と思いきや、僕のバス運の悪さは、終わっていないのでした。

走り出したバスは、時間が経つごとになぜかスローリー。
夜中に目が覚めると、バスは何度も停車してなにやら修理中。
夜が明けても一向に速度を上げる気配はなく、ついにエンジントラブル!!!

運転手たちが出した結論は「(たまたま通りすがった)ローカルバスに乗り換えろ」だってさ。。。

こそから何時間か、プラスチックの簡易イスに座って移動。
普通なら12時間くらいでつくところ、24時間かかりましたよ。まったく

シェムリアップからのバスといい、パクセーからのバスといい、
なぞのタイムロスが多かった道中。
学さんからは「バス運悪すぎでしょ?」と笑われる始末。


やっとの思いで泊まったビエンチャンのゲストハウスは、値段も部屋も納得!ドミを二人で貸切!
でもちなみに、朝起きると雨漏りしてました。これはどっちの運のせいですかね?笑

ビエンチャン篇につづく。


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