May 21, 2014

ラストフロンティア、アラスカ(10)「ダルトンハイウェイ」後篇

こんばんわ。
久々ってことで、2話連続で頑張ります!


世界一過酷な道のひとつ呼ばれるダルトンハイウェイの後半戦です。
ホールドフットから終点のプルドーベイへと向かいます!

刻々と変わってゆく景色。
本当にどこをとっても絵になる絶景です。
延々の一本道ですが、飽きません。

ブルックス山脈あたりは雪景色です。
パトロールの人。
ずっと横を走っているアラスカパイプラインも、時々こうしてクロスします。
お気に入りの写真です。
空が広い!!!

そうこうしていると、一気にまた景色は一変。
道の先が見えないです。笑
長く霧の道を抜けると、よやっと見えてきました。プルドー・ベイ。
ひみつ基地のような町。
プレパブみたいなところに泊まりました。
ここが終点、デットホースです!!!

ここから先は、ある石油系の企業の私有地。
北極まで行きたいんだ!
と、強く強く粘り強くセキュリティーに頼んだのですが、やっぱりだめでした。
でも、アルゼンチンの最南端から来たん!という僕らの想いをくんでくれ、
上司に懸命に掛け合ってくれました。

願いは叶わずとも極北の地で最後に出会ったのは、
人の優しさだったのです。


ところで、3泊4日・走行距離約1500kmを故障なく見事に走りきったユーコンちゃんはというと。。。
ここまで頑張ってくれていたのでした。笑


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ラストフロンティア、アラスカ(9)「ダルトンハイウェイ」前篇

こんばんわ。

またまた久しぶりの更新になってしまいました。
帰国して早くも7ヶ月。。。
ゴール目前ですが、いったいつになったら終われることやら。。。笑

最近、「決断」するということについて思うことがありました。
それが難しいものであればあるほど、悩み、躊躇い、戸惑うものです。
けれどもそんなときは、大胆な決断である方を選ぶべきだと思うのです。
だって、そっちの方がロマンティックでしょ?


さて今回からは、アラスカ南部から北極海へ抜ける唯一の道「ダルトンハイウェイ」篇をお届けします。
アラスカの大地を貫くこの道は、
季節によるとんでもない気温差と未舗装の道路が延々と続き、、、
世界で最も過酷な道のひとつといわれています。
さらには猛スピードで走るコンボイが砂利を巻き上げるので、
フロントガラスがよく割れるということで、レンタカーでは絶対に行くなといわれているのに。。。

何を思ったか、ひょんなことから集まった僕たち5人のメンバーは、
ダルトンハイウェイの話がでるやいなや、“行こう”というコメントしかでないのでありました。笑

『フェアバンクスにくるやつは、変わったやつが多い』
(後日、フェアバンクス在住の日本人の方がいっていた一言。まさにその通り。笑)

そんなこんなで、憧れのフルサイズのアメ車・GMCユーコンにノリノリで乗り込み、
走り出した僕たちでした。
ダルトンハイウェイまでの道程もすでに絶景です。
天気がいいと思っていたら、急に道路条件が一変。
北極海からずーーーーーーーーっと連なる、アラスカパイプライン。
北極海で採取された石油を運んでいます。
そして、大河ユーコン。
ダルトンハイウェイの全貌。片道約800kmです!
走っているのは、石油関連のトラック。泥だらけです。
北緯66.33度。
ここは、記念すべきポイント。
そう、ここからは北極圏なのです。
なんの足跡でしょうか。。。
初日は、ダルトンハイウェイのほぼ中腹に位置する「コールドフット」に宿泊です。
そして、夜更け。。。

星が“またたく”という言葉の意味を、初めてわかったように思います。

チベットの星空も、サファリの星空も、パタゴニアの星空も、イースター島の星空も、ペルーの星空も。。。
どこもキレイでしたが、
ここまで心震えた星空は初めてだったかもしれません。

そして、シンと冷えた静寂の暗闇を裂くように響いたオオカミ?(犬?)の遠吠えは、
ここが荒野のアラスカなのだと、身をもって感じさせてくれるものでした。
昼のコールドフットはこんな感じ。
そうなんです、
ここには、ひとつのカフェ、ひとつの宿、ガソリンスタンドしかないんです。笑
テレビ番組『水曜どうでしょう』で、大泉さんたちが泊まっていたのはここらしいです。

次回は、ダルトンハイウェイの終点まで駆け抜けます!


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