おはようございます。
昨日の夜はあいにくの雨。楽しみにしていた天体観測も明日に持ち越しになりそうです。
早めにペルーのクスコにいかなければ、、、なのに、またしても待ちぼうけです。笑
さて、アフリカ篇も最終章。
タンザニアのセレンゲティ国立公園でみた地平線は、僕の心に深く、深く刻まれました。
果てしなく続く平原と、どこまでも広がる空。
緑と青の世界が出会うその真ん中あたりに、僕は飽きもせずにうっとりとしたものでした。
しかし!!!
サファリのツアーから帰ってくると。。。気が抜けてしまったのか、
扁桃腺炎に襲われ、マックス39度の熱が。。。
英語がペラペラのゆーくんに同伴してもらって病院へ。
アフリカンタイムなのか、ぶっ倒れそうな僕はひたすら待たされたのでした。
しかも!!!
もらった薬ではなかなか熱が下がらず、再び病院へ行き、もう少し強い抗生物質を投与。
あのときは、タンザナイン(サファリツアーをともにした8名の旅仲間)に本当に助けられました。
この場をかりて、みんなありがとう!
そして、なんとか熱が7度台に下がったところでアルーシャの町からケニアのナイロビへ。
熱でぼーっとしながらも、「空ってこんなに広かったんだな」となんだか感慨深く思いました。
飛行機のトランジットのために3日間だけ滞在したナイロビ。
ここでは、キベラスラムを訪れました。
世界で2番目に大きなスラムだそうです。
確かに衛生環境は悪く、ゴミもあちらこらに。
でも子どもたちは笑っていましたが。。。。
そしてその夜。事件が起きました。
同じ宿に泊まっていた欧米人の方が、宿のゲートの目の前で撃たれたのです。
夜ご飯を食べ終え、まったりと談笑していた午後10時頃。
突然の銃声と、闇を切り裂くような悲鳴が。
宿の中は騒然とし、戦慄が襲いました。
足がすくむような恐怖。ある種のパニックだったことを覚えています。
撃たれた方は失明し、重体。
宿のいた韓国人(兵役経験あり)が言うには、音の大きさと殺傷能力から判断して、
改造銃ではないかと話していました。
撃たれた理由は、いろいろな憶測が飛び交いましたが、結局いまでもよくわかりません。
ただ、そういうことが起こりうる場所なんだと。
アフリカ、ひいては海外では、そういった危険に遭遇する可能性が高くなるのだと、改めて実感しました。
良いことも悪いことも経験したアフリカは、旅の意味を深く考えさせられた場所でもありました。
感動と恐怖。
一歩踏み出せば世界は広がるけれど、リスクも背負うことになる。
けれども逆を考えれば、リスクなくして世界は広がらないということでしょう。
旅立つ前、ある先輩がこういってくれました。
「旅に出るのも、旅に出ないのも、同じ勇気がいる」のだと。
解釈を広げれば、行くのも引くのも勇気ということになると思います。
旅をする一番の条件は、無事にホームに帰ること。
大切な人々に、笑顔で「ただいま」ということ。
いま、僕と同じように世界を旅されている方、
そして、これから旅に出ようとされている方へ。
どうかお気をつけて。よい旅を。
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早めにペルーのクスコにいかなければ、、、なのに、またしても待ちぼうけです。笑
さて、アフリカ篇も最終章。
タンザニアのセレンゲティ国立公園でみた地平線は、僕の心に深く、深く刻まれました。
果てしなく続く平原と、どこまでも広がる空。
緑と青の世界が出会うその真ん中あたりに、僕は飽きもせずにうっとりとしたものでした。
しかし!!!
サファリのツアーから帰ってくると。。。気が抜けてしまったのか、
扁桃腺炎に襲われ、マックス39度の熱が。。。
英語がペラペラのゆーくんに同伴してもらって病院へ。
アフリカンタイムなのか、ぶっ倒れそうな僕はひたすら待たされたのでした。
しかも!!!
もらった薬ではなかなか熱が下がらず、再び病院へ行き、もう少し強い抗生物質を投与。
あのときは、タンザナイン(サファリツアーをともにした8名の旅仲間)に本当に助けられました。
この場をかりて、みんなありがとう!
そして、なんとか熱が7度台に下がったところでアルーシャの町からケニアのナイロビへ。
熱でぼーっとしながらも、「空ってこんなに広かったんだな」となんだか感慨深く思いました。
飛行機のトランジットのために3日間だけ滞在したナイロビ。
ここでは、キベラスラムを訪れました。
世界で2番目に大きなスラムだそうです。
確かに衛生環境は悪く、ゴミもあちらこらに。
でも子どもたちは笑っていましたが。。。。
そしてその夜。事件が起きました。
同じ宿に泊まっていた欧米人の方が、宿のゲートの目の前で撃たれたのです。
夜ご飯を食べ終え、まったりと談笑していた午後10時頃。
突然の銃声と、闇を切り裂くような悲鳴が。
宿の中は騒然とし、戦慄が襲いました。
足がすくむような恐怖。ある種のパニックだったことを覚えています。
撃たれた方は失明し、重体。
宿のいた韓国人(兵役経験あり)が言うには、音の大きさと殺傷能力から判断して、
改造銃ではないかと話していました。
撃たれた理由は、いろいろな憶測が飛び交いましたが、結局いまでもよくわかりません。
ただ、そういうことが起こりうる場所なんだと。
アフリカ、ひいては海外では、そういった危険に遭遇する可能性が高くなるのだと、改めて実感しました。
良いことも悪いことも経験したアフリカは、旅の意味を深く考えさせられた場所でもありました。
感動と恐怖。
一歩踏み出せば世界は広がるけれど、リスクも背負うことになる。
けれども逆を考えれば、リスクなくして世界は広がらないということでしょう。
旅立つ前、ある先輩がこういってくれました。
「旅に出るのも、旅に出ないのも、同じ勇気がいる」のだと。
解釈を広げれば、行くのも引くのも勇気ということになると思います。
旅をする一番の条件は、無事にホームに帰ること。
大切な人々に、笑顔で「ただいま」ということ。
いま、僕と同じように世界を旅されている方、
そして、これから旅に出ようとされている方へ。
どうかお気をつけて。よい旅を。
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