Apr 8, 2013

エジプトの本屋さん

こんばんわ。
明日早朝から待ちに待ったペンギンツアーに出かけます。
これで延期になったら。。。。。。天候の変わりやすいパタゴニア。ちょっと心配です。
その後はプエルト・ナタレスに移動。パイネ国立公園へと足を進めます!


さて今回は、エジプトの本屋さんの紹介です。

【BOOK SHOP】
@エジプト・ダハブの本屋さん
◇入口にレッドシーやシナイ半島、ダイビング関連の書籍が並ぶ。奥にはエジプト学からはじまり、
 小説、文学、料理、宗教、社会学、経済学、科学、中古などを幅広く取り揃える。
 ダハブのマップやお土産、ポストカードも販売。

【Internaional Newspaper Post&Bookshop】
@エジプト・ダハブの本屋さん
◇店名のとおり入口に新聞。奥にはエジプト、シナイ半島、レッドシー関連の書籍。小説も少々おいてある。

【Book Center Souvenir】
@エジプト・ダハブの本屋さん
◇レッドシー、シナイ半島、エジプト関連、ベストセラーの棚が中心で、中古のコーナー少々。
 本の数は少ないけれど、お土産やポストカードが充実。店員のアリは好感が持てた。

【Bibliotheca Alexandrina】
@エジプト・アレクサンドリアの図書館+館内の本屋さん
◇紀元前300年頃に建設されたアレクサンドリア図書館。
 かつて世界中の叡智が集められたといわれ、ヘレニズム文化の一大学術機関として機能した。
 現在は建物こそカタチを変えているが、多くの人の学びの場であることには変わりない。
 外観には世界各国の文字が刻み込まれるなど、建築物のとしても一見の価値がある。
 また、本棚には空きがつくられており、これからやってくる新たな叡智をまっている。



 【MADBULI BOOKSHOP】
@エジプト・カイロ、タラアト・ハルブ広場にある本屋さん
◇地上一階・奥の小部屋にはアラビックの書籍が並ぶ。
 本でつくられたようなデスクにスタッフが待機し、お客さんの要望に応えていた。
 半地下にも書籍が並び、地下にはエジプト関連のビジュアルブック。
 遅くまで開いていて出入りするお客さんも多かった。

【おまけ。カイロの街角の本屋さん】


【エジプトの本屋さん、まとめ】
悠久の歴史と世界的に有名な遺産をもつエジプト。さらにはダイバーに人気のダハブ。モーセが十戒をさずかったシナイ山(シナイ半島)など。各本屋さんには、エジプトの見所を紹介する写真集やビジュアルブックが充実していた。
そしてなんといってもアレクサンドリア図書館のすばらしさ。建築物としても、文化施設としても優れていた。ひとりでも多くの人が本に触れられる場所を創造することは、人類が受け継いできた叡智を次世代に伝えるために不可欠だと思う。


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Apr 7, 2013

悠久のエジプト(3)・カイロ/ギザ篇

今日のプンタ・アレーナスの天気は大荒れ。。。
強風に加えて、雨と雹。
自炊のためにスーパーへいったくらいで、のんびりと宿で過ごしました。
“嵐のパタゴニア”
その片鱗をみた気がします。

ということでブログを連続更新!笑
【悠久のエジプト(3)・カイロ/ギザ篇】です。

エジプトの象徴といえばやはりピラミッド。
僕が世界遺産への興味をもった最初のきっかけのような気がします。
カイロ市内からピラミッドのあるギザという町まではバスで約一時間。
エジプト文明の繁栄を支えた「母なるナイル」を通って向かいます。
ちなみに現在のナイル川沿いは、ホテルやビルが立ち並んでいます。笑

バスを降りてしばらく歩くと、遠くにピラミッドが見えてきます。
このときはかなり興奮しました!
そして、いよいよ
「クフ王のピラミッド」
GRの画角では収まりきりません!!!
左上に見えるのがピラミッド内部への入口。
値段が高かったのと、誰も行くノリの人がいなかったので、やめちゃいました。
ブログを書きながら、入っておけばよかったかな?と思ったり。笑
ついで「カフラーのピラミッド」
頂上には、化粧石の残りが。
きっと当時は全体が覆われ、壮麗だったことでしょう。
最後は「メンカウラーのピラミッド」
 三つ並んだ一枚も。
ヨルダンで出会った大ちゃん(真ん中)と、ダハブで出会ったゲンさん(左)あさみさん(右)
スフィンクスとピラミッド
スフィンクス!
 後ろはちゃんと尻尾がくるんとしてます。
大ピラミッドの前で、ゲンさんの大ジャンプ
僕も飛んでみた。笑
ピラミッドのデカさ、精巧さ(風化はしてますが)にはやっぱりため息がでました。
何千年もの昔に、これだけのものを造ったなんてにわかには信じられません。
圧倒的という意味では、世界一周中に見た建造物の中でも上位にライクインしています。

かわってカイロ市内にある考古学博物館へ。
館内の写真撮影はNGなのでお見せできませんが、
ピラミッドや王家の谷から発掘された貴重な文化財がところせましと展示されいます。
中でも目を引くのはやはり「ツタンカーメンの黄金のマスク」でした。
正面にたってじっと見つめていると、異空間に吸い込まれてしまいそうな魅惑のマスク。
そして、さまざまな憶測といわくをもつマスク……
多くの人が一度は目にしたいと思う気持ちがわかります。
それほど怪しく、美しく輝いていたのでした。

エジプトではもうひとつ嬉しいこともありました。
それは、高校の友人のエジプト旅行と偶然にも重なり、カイロで会えたこと。
「10年前にエジプトで会うなんて、想像もしてなかったわ」
なんて話をしながらシーシャを味わったのでした。
彼には実家においてきた一眼レフをもってきてもらったりして、ほんとにお世話に。
おかげで、次の目的地・アフリカに万全の体勢で臨むことができました。
兼松、ほんとにありがとーーー!


エジプトからはブラックアフリカ、タンザニアへと飛びます。
この旅のきっかけになった場所・セレンゲティを目指して。


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悠久のエジプト(2)・アレクサンドリア篇

こんばんは。
チリはプンタ・アレーナス、つまり憧れのパタゴニアにます!

いつ読んだか忘れましたが、『パタゴニア あるいは風とタンポポの物語り』椎名誠 著
荒涼とした大地に嵐のような風が吹き付ける。
大自然への畏怖と憧憬をこの本でイメージしたように思います。

ときはながれて、映画『180°south』
アウトドアブランド「patagonia」と「THE NORTH FACE」の創始者が、若き日にパタゴニアを目指した旅の記録。
それを観た現代の若者が同じくパタゴニアを目指すというドキュメントムービー。
この映画を観たときに、パタゴニアへの憧れは、必ず行きたい場所になりました。

そして今、僕はそのパタゴニアにいます。
体を凍えさせるような風が吹きつけ、雨、雹も降りつけます。
シーズンを終え、思うようにツアーに参加もできず、交通手段も限られます。
それでもパタゴニアにいるという実感は、僕を高揚させてくれます。
夢にまで見た大地にいるのですから。


さて、【悠久のエジプト(2)・アレクサンドリア篇 】です。

アレクサンドリアを訪れた目的はひとつ。「アレクサンドリア図書館」を訪れるためです。
カイロからはバスで3時間ほど。
海沿いに面したこの町にはかつて、世界中の叡智を集めたとされる古代の図書館があったそうです。
それこそが、今回の目的地。

当時の建物は歴史の荒波にもまれ消え去りましたが、
かつてここにあったとされる場所に再建されたのです。


外壁には、さまざまな言語の言葉が刻み込まれています。もちろん日本語も。
 中は広々とした空間に、日光が差し込む穏やかな雰囲気


アレクサンドリア図書館行きを決めたのは、ひとつの出会いからでした。
ヨルダンで会った旅人のカズくん。
彼は都内の大学で建築を学ぶ、いわゆる愛すべき“建築バカ”。笑
出会ってすぐに建築や芸術などの話で盛り上がりました。
その話の中ででてきたのが、この図書館。
そして、印象深かった解説が
「これからやってくる叡智のために、アレクサンドリア図書館の本棚にはあえて空きがあるんです」
カズくんの話の真偽はわかりません。
でも、調べる必要もありません。
だって彼の話には悠久のロマンがあるじゃないですか。
僕はその手の話が大好きです。笑
もちろん現代建築としての意匠も見事!
古代のマップなどの展示もあって大満足でした!
ただしここはエジプト……三大うざい国(他はインド、モロッコ)のひとつです。
図書館からバスターミナルへのタクシーではやっぱり料金でもめました。

でも行きは、英語を話せるご年配のご夫婦が乗り合いタクシーのお金を出してくれたり、
わざわざ乗り換える車を止めてくれたりと、とってもお世話になりました。

一部の輩のせいで、本当に親切な人たちまで疑ってしまう。。。
自分の度量のせまさもありますが、
輩どもよ、君たちは愛すべき自国の価値をそうやって下げているのだよ。

次回はエジプトのハイライト、ピラミッドです!


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