Jun 19, 2014

ラストフロンティア、アラスカ(11)「有終の美・ノーザンライツ」

こんばんわ。

ついにこのブログも終局を迎えつつあります。
今回は、かねてから憧れていた「ノーザンライツ」篇です。


旅に出る前に決めていたことがありました。
それは、旅の最後を自然に決めてもらおうということでした。
つまり自分の意志ではなく、ノーザンライツが見えたら帰国しようと……

アラスカでは、白夜が終わる8月下旬頃からノーザンライツが見え始めます。
僕がアラスカに入ったのは9月2日。時期的にはシーズンです。
でも、最高の状態で最高のノーザンライツを見たい!
という思いが強かったので、ひとまずは夜空を見上げないことにしていました。

ただ、一ヶ月くらいが過ぎたある日、
最高のノーザンライツがみたい!という心のざわつきがなくなり、
「もう見ても大丈夫だ」という穏やかな心境になったのです。

それは、アラスカという自然の深遠さを知ったからかもしれません。




もう多くは語りません。
奇跡の輝き、ノーザンライツです!!!!!

実は、ダルトンハイウェイでちょっとだけ見えてました。笑


そして、フェアバンクスから一時間ほど離れたロッジへ。
ここには、ノーザンライツを見るためだけに泊まりにいきました。

旅のイベントとしては、本当に最後のプログラムでした。

白い雲のようなモヤがかかり始めると、、、
 空が踊り始めました。

空一杯にノーザンライツが踊りだしたとき、
もはや僕は、この美しさを表現する言葉がありませんでした。

ただ、ただ、
「すげー」
「すげー」
と、繰り返すことしかできなかったのでした。

1年と3ヶ月。

これまでの旅路を想いながら、
東の空が明るくなるまで、
ノーザンライツを見つめていたのでした。


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